センター試験から英語がなくなる話

先月末のことだったと記憶しているのですが、三年後のセンター試験から、英語がなくなるらしいですね。自分のように、大学を出てからずっと英語を高校生に教えてきた立場からしたら少し寂しい話ですが、日本の英語教育について言えば朗報なのではないかと考えます。

大学受験から全く英語がなくなるわけではありません。英語検定の合格資格が、大学入試のスコアに換算されるということらしいです。英語検定2級を取得していれば80%の得点率となり、英語検定準1級だと満点扱いになるそうです。

ということは、進学校の英語の先生は、英語検定準1級は絶対持っておかなくてはならなくなりますね。あるいは、大学時代にTOEICで高いスコアを取得しておくとか。これまでの英語の先生は、文法問題が解ければOKでしたからね。

英文法の問題は、高校生が知らなくても良いようなマニアックな問題が多かったのです。知っていても英会話では決して使わないような、ほとんど古典の世界です。日本の英語教育は明治の時代から変わっていないと言われています。

例えば私が大学受験をした30年前に既に、「beyond description」という表現は古いから知らなくても良いようなことを英語の先生が言っていましたが、今でもその表現は大学受験で使われています。意味は「言葉では表現できないほど素晴らしい」です。